• テキストサイズ

赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第9章 蠢く




緑谷「こんな貴重な経験そうそうないし慎重に決めるぞそもそも事件がないときの過ごし方なども参考にしないといけないなああ忙しくなるぞうひょー」

「「「(芸かよ最早)」」」


―――先週の授業後―――


相澤「職場体験は1週間。肝心の職場だが、指名のあった者は個別リストを渡すからその中から自分で選択しろ。指名のなかった者はあらかじめこちらからオファーした全国の受け入れ可の事務所40件。この中から選んでもらう。それぞれ活動地域や得意なジャンルが異なる。よく考えて選べよ」

切島「俺ァ都市部での対・凶悪犯罪!」

蛙吹「私は水難に係わるところがいいわ」

相澤「今週末までに提出しろよ」

瀬呂「あと2日しかねーの!?」


―――――


緑谷「え?バトルヒーロー「ガンヘッド」の事務所!?ゴリッゴリの武闘派じゃん!!麗日さんがそこに!?」

『すごいところ選んだね!』

麗日「うん、指名来てた!」

緑谷「てっきり13号先生のようなヒーロー目指してるのかと…」

麗日「最終的にはね!こないだの爆豪くん戦で思ったんだ。強くなればそんだけ可能性が広がる!やりたい方だけ向いてても見聞狭まる!と!」

緑谷「………なるほど」

麗日「それよりさっきから気になってんだけど震えてるね?」

緑谷「ああ…コレ空気イス」

麗日「クーキィス!!」

『どうりで震えてるわけだ!』

麗日「まさか授業中ずっと!?そんな馬鹿な!」

瀬呂「空気イスとか古くねーか?」

緑谷「何言ってるんだ!空気イスは筋肉の等尺性吸収を応用した動けない状態でも手軽に出来るトレーニングだよ!今のままじゃダメなんだ」

常闇「二兎を追う者は一兎をも得ず」

飯田「………」

『(飯田くん…大丈夫かな……)』

あれから飯田の元気は戻らず、ずっと暗い顔をしていた

『(お兄さん……やっぱり大丈夫じゃないんだね……)』


/ 316ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp