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私は変態な貴方に愛されたくはないっ‼︎(完)

第11章 どうしてこんなことになったのだろう……?


「……」

やっぱり、部活に来なければ良かった……
そう思った理由は言うまでもない。

「よっ、華菜っ!」
「な、んで……」

神原秋人が言ってたことと違うじゃないっ⁉︎
部室に行ったら博臣先輩がいるってどういうことなのよっ‼︎

神原秋人は私に嘘を付いたんじゃ……
いや、あの神原秋人が嘘を言うとは思えない。
とすれば、博臣先輩が……?

そんな考えが頭の中でグルグルしてた私に博臣先輩が声を掛けてきた。

「そんなところで突っ立てないで中に入って座れば?」
「あ、いえ……私は帰りま……」

私が『帰りますから』と言おうとした言葉を後から追ってきた神原秋人の声に遮られてしまった。

「あれ春野さん、何やってるの? 入りなよ?」
「えっ、ちょっ……⁉︎」

神原秋人にそう言われながら私は背中を押され部室に足を踏み入れてしまった。





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