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私は変態な貴方に愛されたくはないっ‼︎(完)

第11章 どうしてこんなことになったのだろう……?


翌日の放課後、神原秋人に『部活に行こう!』と誘われた。

けど、私は断った、のだけど……

「春野さん、部室に行かないの?」
「だから、私は行きませんっ! 大体、私から入部するなんて一言も言ってないんですからっ‼︎ それに、あの部室に行けば博臣先輩がいるし……」
「大丈夫だよ、博臣は幽霊部員だからいないよ?」
「けど、昨日はいましたよっ‼︎」
「昨日はたまたまいただけなんだよ、いつもはいないんだ。 だから、ね?」
「……」

そこまで言われたら……
断るにも断れなくなるじゃない……
はぁ……仕方ないなぁ……
このまま断り続けたって神原秋人のことだ、きっと毎日誘い続けてくるに違いない……。

「はぁ……わかりましたよ……行きますよっ! 行けばいいんでしょ、行けばっ‼︎」
「な、なんで僕、怒られてるの⁉︎」
「まったくもうっ‼︎」

私はそう零し、神原秋人を置いて一足先に部室に向かった。


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