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私は変態な貴方に愛されたくはないっ‼︎(完)

第41章 後日談:騒がしい休日。


……



「ふぅ……やっと春野さん見つけた〜」

神原秋人は息を切らしながらそう呟いた。

「何故アッキーがここにいるんだ」
「そうだよ。 どうして神原秋人は私なんかを探してたの? 今日は休日なのに……」

私達がそう尋ねると神原秋人は乱れている息を整えたあと、「あぁ、そうだった!」と自分の目的を思い出したように声をあげた。

そして、無言のままスッと私の前に一つの眼鏡が差し出される。

「……なんですか、これは」
「見ての通り眼鏡だよ!」
「……うん、それは見ればわかるよ。 私が聞いてるのはそういうことじゃなくて……」
「この眼鏡、春野さんに似合うと思って! そう思ったらキミにすぐに掛けてもらいたくなって!」
「……それで華菜を探してたわけか」

博臣先輩の問いかけに神原秋人は頷いた。

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