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私は変態な貴方に愛されたくはないっ‼︎(完)

第36章 複雑な思いのままで……


「彼女の答えなんて最初からわかっていたことじゃないか……」

それなのにどうして僕は落ち込んでいるんだ……

今ここで落ち込んでいるのなんておかしい……

(僕は彼女の返事がどんなものか、最初からわかったうえで、自分の気持ちを言ってしまったんだから……)

落ち込むのはおかしいことだろ……?

ヘコむのだっておかしいんだよ。

ここでヘコむなら、落ち込んじゃうなら……何で彼女に言っちゃったんだよ、僕は。

あのまま黙って、あの場を切り抜けて、春野さんを引き止めずに……屋上に行かせればよかったのに……

(なのに何で僕は今更……あんなことを……)

「……あんなこと、言わなければよかった……」

そしたら春野さんにあんな困った表情をさせることもなかっただろうにーー……



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