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SUNNY DAYs(進撃の巨人 高校生パロディ)

第1章 「アイス」(女子三人でエレンの家に突撃する話)




「あ、なんだよ!ミカサ、勝手に入るなって言っただろ」

今度こそ本人登場。こちらもまだ眠そう。徹夜でゲームの線がいよいよ濃厚。

仁王立ちのミカサにエレンが詰め寄る。

しかし、ミカサ。反省してるんだかしてないんだか、という反応。

「そうね…ごめんなさい。でも急を要していたから。背に腹は返られなかったの」

「自分の背でなんとかしてくれよwなんで俺の部屋がお前の背なんだよww
あ!!しかも扉壊れてる!!!これミカサだろ!!」

「なんでミカサがここにいるんだ!?お前らまさか!合鍵を渡すような仲なのか!?」

「ジャン、よく見ろ!!!お前の目は節穴か!!??」

一気に騒がしくなる室内。

人数も増えて室内温度も上がる。

「おーい、そろそろ苦情くるぞー」

扉も壊れて、声筒抜けやし。

私はヒートアップするエレンとジャンに呼びかけるが、ぜんぜん聞いちゃいない。

「とりあえず、冷凍庫にアイス収めませんか?もう私気が気じゃないんですけど」

と言って、サシャはアイスの袋を強く握り締める。

サシャに返事をしようとした瞬間。


「うるせぇ!!ガキども!騒ぎたけりゃ川原にでも行ってマラソンでもしてろ!!!」

ダーン!!と言う銃声と共に、開け放たれた(というかさらにぶっ壊した)扉の前にリヴァイ先生が現れた。

一同、一気に凍りつく。

「「「すみません」」」

「なんだ、この部屋汚ねえ!俺の部屋まで空気悪くなるだろうが。夕方までにはきれいにしろ。…以上」

それだけ言い残し、火縄銃片手に隣の部屋へと消えた。

「え、先生隣に住んでんの?」

しばらく固まっていたが、全員でそっと隣の部屋を伺った。

隣人☆超KOEEEE☆☆
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