• テキストサイズ

イケメン戦国〜天邪鬼と学園生活〜

第33章 月見ず月(5)家康様side




ギシッ……。

ソファが揺れ乗りかかった、俺の膝が軽く沈む。


(どうなっても、知らないよ)


「ん……」


(……かわい)


無防備にスースー寝息立てて、僅かに開いた口から漏らす声。

暗くて、はっきり見えないのが残念。
寝顔なんて小学生ぐらいから、見てないしね。


「っとに。俺の理性試さないでくれる?」


寝てるひまりに聞いても無駄だと分かっていても、つい言いたくなる。


柔らかい、
ほっぺに軽いキスして……



(……ごちそうさま)



ソファに掛けてあるブランケットを取り、もぞもぞと動くひまりの華奢な身体に掛けた。


(感謝しなよ。襲わないであげるから)


/ 1793ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp