• テキストサイズ

イケメン戦国〜天邪鬼と学園生活〜

第139章 涙色の答案用紙(3)※家康様side




裏庭について。

真っ先に石碑に触れる。

ここに約五百年の歴史が眠る。


想像も出来ないような時間が流れ……

それでも、残っている。

運命で巡り合い……。



俺は陽気の良さと残暑を感じながら、カッターシャツの袖を折り曲げ、芝生の上に寝転ぶ。


ハートの栞が挟んであるページ。
そこに手紙を差し込み飛んでかないようにして、他の適当なページを開ける。



(狸寝入りでもして、待つか)



眩しい光を遮るように、本を顔の上に乗せた。



/ 1793ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp