第126章 『星屑の夜景screen』※R18
「身体はこんなに、素直なんだけど」
「ちがっ………んぁっ…」
何もかも見透かされたみたいな目で見下ろされ、疼きがより一層高まる。
「さっきの素直なひまり。可愛いから……。もっかい見せて」
じゃないとお仕置き。
家康は微かに笑って、はしたなく濡れそぼった蜜壺に顔を埋めた。
じゅるっ。
「あぁん……そこはっ……」
「そこは何?やめて欲しいの?して欲しいの?」
「んあっ……あっ、…はぁんっ」
家康の意地悪な言葉と卑屈な音に、完全に耳は犯されて翻弄される。
じゅっる……ちゅっ。じゅっるっ。
すぐに剥き出しにされた敏感な蕾。
そこを家康は激しい舌づかいで、一気に快楽に連れていかれ……
小刻みに震えた瞬間。
「ほら、どうすんの………」
家康はわざと中断して、
意地悪ばっかりする。
「 も、う……許し、て…っ」
「何言ってんの。ひまり気づいてないわけ?……意地悪されると堪らなく興奮した顔して…やばいぐらい、蜜溢れさせて……こんな、に悦んで…可愛いのに」
まるで全てを丸裸にされたみたいに。
気持ちを全部暴かれたみたいに。
恥ずかしいのに……
首を振って抵抗をするのに……
「意地悪。されるの好きなんでしょ?」
その言葉に強く言い返せない、自分がいる。生理的な涙を頬に伝せながら、目をぎゅっと瞑り、コクリと頷くと……。
絶頂の波が押し寄せて……。
「あ、っ…はぁっ…あぁっ!!」
その気持ち良さに堪らなく身体がしなり、呆気なく私は達すると……
まだ、呼吸も整ってないのに家康に身体を起こされ、流れた涙跡にキスをされ、くるりと後ろ向きにされる。
夜景を映すスクリーンの中に、うっすらと映り込んだのは……。
「……ぁっ…は、はずか…しい」
切ない吐息混じりの声をあげ、ワンピースがぐちゃぐちゃに乱れた私の姿。
そして、
「夜景見たいなら、ちゃんと向いてて」
四角いモノを口端に咥えた、家康の熱っぽい表情が微かに私の背後に映って……
ビリッ。
その切れ端が破ける音と、
カチャリとベルトが外れる音が届く。