第100章 夏の大三角(9)
心の中にもし、
あの時の想いを込めた
タイムカプセルが存在したら……
私が開ける日は来るのかな?
いつの間にか埋めた事も忘れて、成人した時にあっ!って、誰かが思い出して掘り出すタイムカプセルみたいに……
期限が決まってたりするのかな?
思い出に、懐かしんだりするのかな?
ずっと、しまいこんだままなのかな?
それとも、ある日。
急に思い出して……
どうしても、気になって……
その時の自分に会いたくなって……
大人になる前に……
開けてしまったり……
もしかして、
誰かに誘われたりして……
一緒に、
開けてしまうのかもしれない…ね。