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イケメン戦国〜天邪鬼と学園生活〜

第93章 夏の大三角(2)




先生の指が、
首筋から胸下へとスルスル滑りだしだ時……



「失礼します」




この声……!






「三成くん!!」





これで解放される!


助けてーーーーっ!!



ゆっくり開く扉。



織田先生は全く動じず、
視線だけを向ける。


そして時間が止まったように……




三人が固まった。





…………。




…………。



え?三人??




「家康!政宗!!」




三成くんだけじゃなくて、
二人もいて……。

三人は物凄い大きく瞳を見開きながら、

床落ちた、ブラウス、リボン、靴下に順番に視線を向けた後。


腕は拘束され……
胸下の上でピタリと止まる指……
うるうると涙目の……
キャミとスカート姿。

一見、襲われているような。
明らかに襲われているような?

私を見て……。






「「「セクハラ教師ーーっ!」」」






大絶叫を上げて、駆け寄って来た!!



(み、三成くんも!今、言ったよね!)



先生は舌打ちしながら、飛びかかる家康と政宗を素早くかわし……



「セクハラではない。仕置だ!そこを、間違えるな?」



先生は、腕を組みながら堂々とした態度で言い放つ。


「何っ……言って!」

「ひまりが、補習を嫌がる理由がこれか」

「この変態!鬼教師!!よくもひまりに!!」

「ああ?貴様、誰に口答えしている。アレぐらいで興奮する程、貴様らのように俺は青くないぞ?」

「……完全に開き直ってんな」


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