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イケメン戦国〜天邪鬼と学園生活〜

第50章 「恋の和歌集(14)家康様編」家康様side




雨が止み。
静まり返った空気の中。

ひまりは抵抗もせず、感情の読み取れない表情をして俺を見上げていた。


(ずるくてごめん)


決して口には出せないけど、心の中はずっと謝ってばっか。
自分でも何がしたいのか、ほんとわかんないし。


(ただ……ひまりの全部が欲しい)


ぎゅっと掴んだ手に力を込める。

逃さないって意味と、早く抵抗しなよって二つの想い。
両方が俺の中に流れた瞬間だった。



「ひまり……」



首筋に軽く口づけして……
手を下に滑らし、腰から脚の付け根へ移動しながら撫でる。

ピクンッと跳ねる身体。




「俺の気持ち、わかった?」




そう意地悪く聞いて、服の中に手を滑り込ませた。




「い、えや……す」




弱々しく俺の名前を呼び。
泣くのかと思って、肌に直接触れた手を腰元付近で止める。

けどひまりの潤んだ瞳は、熱を帯び。



「まだ、わかんない?」



再び手をスルスル動かし柔らかい膨らみまで到達した時、



「あ……っ……」



ひまりの口から溢れた甘い吐息。

俺の手はその膨らみを下着の上から包み込み、


「すっごい、ドキドキ言ってる」

「だ、だめっ。もう、意地悪し…ないで……」

「止めない。ひまりが俺の気持ちわかるまで」


ゆっくり上下に揺らす。



「ゃん……」



(何て声出して……。もう、限界)



俺の理性は完全に飛んだ。


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