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イケメン戦国〜天邪鬼と学園生活〜
第228章 天邪鬼の愛〜中紅花〜(15)
職員室で、気づいた異変。
普段は、施錠されている空き教室。
そこの鍵が姿を消していた。
早足で廊下に出れば……
「体育館の倉庫には、いませんでした」
「校舎裏、裏庭も同じく」
秀吉と光秀は俺の姿を見るなり、
結論だけ述べた。
「……二階の空き教室だ」
俺はそう一言告げ。
(とんだ、逆恨みをくらったようだな)
バッ!
黒いマントを手で払い、靡かせ……
空き教室へと向かった。
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