第192章 〜おまけエピソード(3)〜※R18
二人で汗ばむ肌を重ねながら、
ベットに溺れる。
物心ついた時から幼馴染として、
この部屋に来ていたひまり。
ぬいぐるみ抱いてちょこんと座り、次から次に絵本を読んで欲しいと笑う、小さい頃。
宿題が分からないからと、息を切らしながら部屋に駆け込む、ピンク色のランドセル。
無防備にベットに寝転がって、足をぱたつかせ雑誌を読む姿に、何度も注意した中学の時。
そして、高校生の今。
付き合う前も付き合ってからも。
毎晩、ひまりのこと考えて、考えて……
それでもまだ足りなくて。
このベットで、
眠れない夜を数え切れない程、過ごす。
「ひまり……」
「家康……」
飽きることなく唇を合わせ、目が合えば、数秒は見つめ合い、また甘い感触を求め合う。
ピンク色に染まった素肌に、手を這わせながら、耳朶、首筋、鎖骨へと…舌先を這わしていく。
「…肌…、柔らかいし、綺麗」
二つの膨らみを手で包み……
「あ、っ…やぁん……」
ツンと可愛く上を向く、ピンク色の先端に吸いつく。片方を指で摘み、軽く引っ張り、クリクリ弄れば、熱い吐息が髪にかかり、蜜がすぐに溢れ……
脚を広げて、押さえきれなくなった欲望を擦り付け、先っぽからゆっくり押し込んで腰を進める。
ヌチュ…
「く…っ!ひまりの中、あ、っつ…」
避妊具越しにでも、中は溶けそうなほど熱を帯び、絡みながらきゅうきゅうと、締め付けてくる。
「んっ……」
目を瞑り、口に指を咥え、眉間に皺を寄せ…シーツの上で、綺麗な髪を乱しながら、欲望を呑み込んでいく、ひまり。
その姿に煽られ、
さっき繋げなかった手を、
シーツの上で強く絡ませ……
ヌプッ…グチュ…
半分ぐらい収まった所で、
「……くっ!キツくて……ハァッ…押し返されそ……っ」
ズンッ!
「あぁぁ、ァッんっ!!」
グッと一気に最奥を突き上げた。