第186章 〜後日談〜Halloweenイタズラ〜弓乃×政宗様
はじまったイタズラゲーム。
おもちゃの手錠で繋がる弓乃の左手と、政宗の右手。
ジャラジャラ、ひと気のない暗い場所で響かせながら……
政宗は利き手とは反対の左手で、手錠のカギを求め布越しに弓乃の身体に、順番に触れていく。
制限時間は五分。
携帯でアラームを設定。
まずは、剥き出しになった脚。
スルスルと手を滑らせ、膝をゆっくり撫で回す。そんな場所に隠せるはずないが、政宗はピクンッと跳ね、口をぎゅっと閉ざす弓乃の反対を至近距離から楽しむ。
そのまま、ビッチリとしたミニスカートに這い上がらせ、太もも付近を探しだすと……「んっ……」くすぐったそうに弓乃は身をよじり……
「降参したら、いつでも止めてやる」
政宗の言葉に、声は出さずふるふると首を横に振り返事をすれば、手は艶かしい動きで移動し……丸みのある部分に。
だんだん弓乃の頬はほんのり色づき始め、政宗の肌蹴た胸板に腕をつっぱり、軽く抵抗を見せたが……
すぐに下ろした。
軽い女だと思われたくないのが、本音。しかし、それ以上に政宗の心が少しでも見たい気持ちのが上回る。
(私は好きだから良いけど。政宗がどんな気持ちで触れてるのか、ちゃんと、教えて貰わないとっ)
聞きたいことは沢山。
告白の返事。
自分のこと、今はどう思ってるのか。
ゲームやイタズラで触れるのか。
それとも……期待と不安が入り混じる中、政宗は腹部に触れ、背中に触れ、肩に触れてゆく。