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恋愛診察2
第9章 12月
完全に服が乱れている私は、もう恥ずかしくて死にそうです。
お母さん、お父さんごめんなさい。
大人にならさせていただきました。
「あおさん大丈夫?」
「大丈夫じゃありませんよ・・・」
「ふふっ」
「も~う」
ソファでぐったりする私の隣で、
和也君がコーヒーを飲んでます。
なんとも自由な御方です。
「かわいかったですよ」
「やめてくださいよ」
「クセになりそう」
そう言ってまたキスされました。
ほんのりコーヒーの味がする、
ほろ苦いキスでした・・・。
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