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恋愛診察2
第6章 9月
「これ・・・?」
和也君が背筋を伸ばして前に立った。
真剣だけど、優しい目をしてる。
お母さんたちに、会ったときの顔。
和也君が手で包む小さな箱。
それが、和也君によって開けられる。
魔法の箱の中には、輝く指輪・・・。
ちょっとカーブしていて、真ん中に何かが付いてる。
これ、何年か前に流行った指輪・・・。
私が憧れていた物。
「これからも、私と居てくれますか?・・・あおさん」
涙が出てきました。
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