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恋愛診察2
第6章 9月
そっと指輪をはめて、ぴったりなことに驚いた。
でも、わかっていてくれたことに、更に感動してしまう。
左手の薬指で輝く指輪を見下ろしてから
立ち上がった。
そして、和也君の胸に飛び付いた。
ふんわりと包んでくれた和也君の腕の中は、とても落ち着く。
暖かいものが二人の間を行き来して、私は和也君をぎゅっと寄せた。
返事はもちろん
「はい!」
です。
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