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恋愛診察2

第4章 7月


「ふ・・・ふふふ」
「な!和也君!」
「ごめん、ごめん」

ゲーム器を置いて笑う和也君。
どんどん顔が熱くなっていく私。

「そっか。私あおさんに妬かせるほどゲームと一緒だったのね」
「和也君は、私を幸せにしないって言いました」
「え、逆でしょ?」
「ううん。今」



びっくりした顔をする和也君。
驚いたのは私です。
むしろ泣けそうです。

















「バカ」


「・・・」


「俺にはあおさんが一番に決まってるでしょ?」




そう笑って、おいで、と言った。
ここで行かなかったら、和也君に妬かせられたかもしれません。

でも、できないです。








飛びつきたくて仕方ないから。








だいぶ甘え上手になれました(笑)








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