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恋愛診察2

第4章 7月


腕を引いて、あおさんを抱いた。
こんなに会うたびに抱きついて、飽きないんだな~


「あおさん」

私を見上げるあおさん。
そんな可愛い顔したら、俺まで変になるじゃない。

「ダメだな」
「はい?」
「ん?知りたい?」
「はい」

くしゃっと笑うあおさん。

「あおさんと居たら、自分が無くなりそう」
「ダメですね」
「うん」


からかったのに、やれた。


「でも、私は和也君が好きだから、大丈夫です。
ファンの方だって、きっと」












雨の音が消えていた。


あおさんの大好きな彦星と織姫は、
どうやら会えたみたいですね。

私の大好きなあおさんは、
成長してしまったようですね。








七月のラブラブ、成長です。


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