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恋愛診察2

第3章 6月


「あ・・・ありがとうございます」


やっぱり、嬉しくないんだ。

そうですよね。ゲーム入れなんて・・・





でも、あれ?
皆さんニヤニヤしてる。






「ニノ~嬉しいならそれなりの対応しろよ」

え?嬉しい?


「対応って。一体どんな?」
「嬉しいんだろ?耳赤いよ」




本当だ!
和也君、喜んでくれてる!?



「ごめんなさい。こんなもので」
「あおさんの、手編みなんて初めて」
「はい」
「・・・・あーもう無理!こんなの恥ずかしいでしょ!!」




いきなり立ち上がった和也君が腕を引いた。



「ちょっと部屋に来なさい!」
「え?」



「ごゆっくりー」




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