第2章 5月
「私もお休み貰いました」
「じゃあ、今日はもう寝ましょうか」
「一緒に?」
「え・・・そうですけど」
眠くて大分目がショボショボしてます。
でも、和也君へのキスは・・・大変でした。
「いつも一緒でしょ?」
「一緒」
「ごめん。起こすね」
「え?」
そう言うと、耳に和也君の息がかかった。
思わず体がビクッとなった。
もちろん、目が覚めた。
「目、覚めた?」
「はい。でも・・・ダメですよ」
「頑張ったんですよ?俺」
俺って言った。
本気で、頑張ってくれたんですね。
わかってたけど~
「明日にしましょう」
「いーや」
「じゃあ・・・」
目が覚めたことですし。
「次は私が和也君に甘えます」
「え?」
目を丸くした彼。
さあ