第10章 1月
「相手、彼女さんですか?」
「ん?」
色々終わって、のぞみで打ち上げしてます。
マスターが今日は特別、って。
紅組の司会者、加藤紗江さん。
それはそれは綺麗な女優さんですよ?
その人が、にやにやしながら聞いてきた。
この人、時代遅れなんじゃない?(笑)
「まあ、そんなところです」
「違う違う」
きれいに治めようとしたのに、あいばかが横から首を突っ込んできた。
口にからあげ入れながら。
「お、く、さ、ん」
「えーーー!」
おもてなしの真似とかしてるんじゃない!
「奥さんですかーー!?」
「えぇ・・・まあ」
その叫びに他の皆さんも振り替えられまして。
て言っても嵐の皆さんと、スタッフさん何名かですけど。
「え、加藤さん今更?」
「おそっ」
次々と突っ込む皆。
まあ、確かに。今更?(笑)
「全然知らなかった」
「まじかー」
「どんな人ですか?」
「かわいーよー」
「俺の元カノ」
「えーーー!」
でしょうね。
普通驚くわな。二人とも恋人が芸能人って、あの人何者?
「めっちゃかわいい子だよ」
「大野さん?」
「ごめん、ごめん」