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恋愛診察2

第10章 1月


誰からかも確認せずに電話に出た。

「もしも~し」
『なに、その緩い声は』
「和也君!」

一気に目が覚めました。
体を起こして、私は今きっとすごい笑顔です。

『あけましておめでとうございます、あおさん』
「おめでとうございます!」

忙しいはずなのに、電話をしてくれる。
和也君は、実はとても優しい人なんですよ。

『ごめんなさい。今日は帰れそうにないですね』
「それは大丈夫です。忙しいのに、ありがとうございます」
『ふふっ。おせちできてる?』
「はい!」
『楽しみ』

耳元で聞こえる和也君の声。

『じゃあ、お休みなさい』
「はい、お休みなさい」
『おやすみ』

甘く囁く和也君。
その声に、全身溶けてしまいそうです。






体が一気に温まったので、ぐっすり眠れそうです!


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