第33章 Rey25,2(大和視点)
「そろそろ現場に向かうよ」
『は、はい…そうだ。言いそびれたけど…Reyこと音無零です。今までありがとう。これからもよろしくお願いします』
零が深く頭を下げてそのまま事務所から出ていく。
「ねえ大和さん」
「なんだリク」
「音無さんが好きならちゃんと言った方がいいんじゃないですか?」
「……なんで?」
ちゃんと言うって何を?
零に好きって言えと?
「ちょ、陸何言っちゃってんの!?」
「そうだよ!こんなデリケートなこと言える訳…」
「スキャンダルにしたいんですかあなたは」
「え、オレそんなつもりで言ってないよ?」
「言ってる意味が違うようですねー」
「俺、よくわかんないけど、好きな人にすきって言っちゃダメなのか?」
「そう言う簡単な問題じゃないんですよ!あなたバカですか?」
「いおりんひっでー」
「別に俺は言うつもりはねえよ」
多分これからもな。
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どんどん長くなる…
これの楽視点も書きたいんですが(((