第8章 告白8 誤算
潤「何でだよ!?」
ニ「落ち着いて下さい 潤くん」
夜 翔さんから話を聞いたらしい潤くんが
酔っぱらってうちに怒鳴り込んできた
ニ「相葉さんも仕事終わり次第来るので それまでに少し酔いを冷ましましょう」
潤「何でそんな落ち着いてんだよ!?」
ニ「私たちが騒いでもしょうがないでしょう」
潤「ニノ!!」
ニ「落ち着きなさい!!」
思わず声を荒げる
潤くんの驚いた顔が視界に入る
ニ「あの人たちがこうと決めたら梃子でも動かないこと 潤くんだって知ってるでしょう!私たちがここで感情のままに動いたってしょうがないんです!少し冷静になってください!!」
私だって
悔しくて 情けなくてしょうがない
確かに私たちの想いが届いたはずなのに
どうして
どうして その想いを汲んでもらえない?
私たちが大事なのはわかる
嵐としてこれからだっていうのも
でも これじゃ
私たちは本当にあなたたちの足枷でしかない