第7章 告白7 本能の赴くままに
さっきから翔くんにされるがままに
翔くんの手が 唇が
おいらの身体中を支配してる
セックスで いや
まだ前戯なのにこんなに気持ちいいのは
相手が 翔くんだから
今までヤッたオンナにはこんな風にしてたのかって嫉妬するくらい
優しい瞳 声 手
それを今独り占めしてるのは おいら
快感で頭がおかしくなりそうだ
おいらばっかり 気持ちよくなってたら
そう思って
翔くんに触りたいって伝えてみる
少し恥じぃけど
ちらっと翔くんを見ると
とてつもなく甘い 艶を纏った瞳で
低くて甘い声で
おいらを可愛いって言った
そんな訳あるか
ごちゃごちゃ言われそうだから
もう黙れと言わんばかりに唇を塞ぐ
翔くんの口内を舌で舐め回して
唾液の味を直接味わう
白い石膏の彫刻みたいな身体に手を這わせる
筋肉質な 綺麗な身体が
おいらが触るたびビクビクと小刻みに動く
唇を這わせると
翔くんの口から 今まで聞いたことない
抑えるような 艶声
おいらの下半身の圧迫感が強まる
もっと聞きたい
もっと感じてほしい
一緒に おかしくなって欲しい