第5章 告白5　策士と天の邪鬼

相「翔ちゃん？大丈夫？少し休もうよ｣
翔「大丈夫だよ　もう少し智くんの後ろでステップ覚えたいから」

2時間ぶっ通しでのレッスン
相葉さんすらも疲れてきてる

『休憩してていーよ　おいらステップ練習するから』

大野さんの言葉にも　翔さんは休憩をとらずに
ただひたすら
大野さんの後ろでステップを踏んでる

大野さんは　後ろの翔さんを気にしながらも
ステップを止めない
今止めたら　翔さんが
自分のために止めたと気付くから

全く
どれたけお互いに気を使ってるんでしょうね

どれ　ここで更に追い討ちを

ニ「大野さん　１回休憩はさんだらどうです？翔さんフラフラしてますよ？｣
翔「大丈夫だよ　もう少しでこれ覚えられそうなんだ　智くん　続けて？｣

間髪入れずに　翔さんが言う

智｢翔くん　休憩しよう｣
翔「大丈夫だってば｣

大野さんの言葉にも　首を縦には振らない
これには　流石の大野さんも
ムッとしたようで
珍しく　低い声が出た

智「休憩いれるぞ　言うこと聞け｣