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告白【気象系BL】

第3章 告白3 夢か 現実か



再度額にキスを落とし
そのまま唇を あなたの唇に

薄い唇は 微かに開いていて
その僅かな隙間から
舌を捩じ込みたくなる衝動を
どうにか とうにか理性で押さえつけて

やっとの思いで 唇を離すと
あなたの腕が そっと伸びてきて

ヤバい
あなた 起きてるの?

そう焦る俺の首筋に顔を擦りよせて
すうすうと 寝息をたててる

良かった 眠ってる

俺の匂いを確かめるように
首筋に顔を押し当てたまま

首筋にかかる息
それだけで 下半身に熱が溜まっていく

駄目だ 落ち着け
これ以上は 

ありったけの理性を総動員して
どうにか やりすごそうと

ゆっくり首に回された腕をほどき
あなたから 離れる



翔「愛してるよ 智くん…」







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