第18章 告白18 5色の虹
潤「俺達がどんな思いで目が覚めるの待ってたと思うんだよ!!」
ニ「潤くん!」
潤「俺達の前からいなくなるとか やめてくれよ…」
俺達に連絡が取れないから
心配でここに来て
俺達を見つけて
スケジュールのやりくりから
交代で俺達と一緒にいてくれてた って
相葉くんが 静かに教えてくれた
本当に 心配かけてばっかりだな
相「ね おーちゃんはまだ…?」
翔「…ああ うん」
ニ「そうですか…」
松潤が コーヒーを出してくれて
みんなでそれを飲みながら
あれからまる1日経っている事を聞かされる
俺も 智くんも具合が悪い事になってるから
あと2日くらいはゆっくり出来るよ って
そんな事を 話していたら
寝室から 大きな物音がして
翔「智くん!?」
相「目が覚めたの!?」
ニ「翔さん 早く行ってください! 翔さんがいない事で動揺してるかもしれない」
ニノの言葉で 寝室のドアを開けると
ベッドから落ちたらしい 智くんが
泣いていた
翔「…智くん…!」
智「…翔くん… いた…」
翔「ごめんね ひとりにして…大丈夫 俺はここにいるよ…」
しゃくり泣くあなたを
これでもかってくらい 強く抱き締める
智「翔くんだ…」
翔「そうだよ …あなたがちゃんと絞めてくれないから生きてるよ…」
智「翔くんも ちゃんと力入れたのかよ… おいらも生きてんじゃん…」