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告白【気象系BL】

第18章 告白18 5色の虹




2人しかいないはずのこの家の中で
リビングのほうから 物音がする

不審に思いながら リビングのドアを開ける

ソファに眠る ニノと相葉くん

どうしてここにいるんだ?

物音は その奥のキッチンからで
コーヒーのいい香りがしてくる

この2人がここにいるんなら
キッチンにいるのは
誰なのか すぐに見当はついて

翔「松潤…?」
潤「起きた?おはよう コーヒー出来たとこだよ …って あれ?」

キッチンから顔を覗かせて
寝ている2人を見て 首を傾げてる

じゃあ 誰が呼んだの?って
視線をドアのほうに向けて

そこに立ってる俺を 見つける

潤「…しょ…く…」
翔「なんでみんないるの? …っと」

勢いよく 抱きついてくる 松潤

潤「…翔くん! 翔くん!」
翔「何だよ(笑)」
潤「良かった…!翔くん…」

ボロボロと涙を流して
ああ 俺達の状態を見たのか

見なくていいもの 見せちゃったな

ニ「…ん…潤くん 何ですか…?」
相「…翔ちゃん!!」
ニ「翔さん!?」

目が覚めたニノと相葉くんが
俺を見て 名前を呼ぶと同時に涙を流して

翔「…また 心配かけたな…」
ニ「ホントですよ…!何やってんですか…」
相「良かった…何処か痛いとことかない?吐き気とかは?」
翔「…大丈夫 残念ながら元気だよ」

その言葉を吐いた瞬間

頬に衝撃と痛みが走った


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