第18章 告白18 5色の虹
潤「…待って 何してんだよ… ちょっ…」
ニ「生きてます…よね…? …ふざけないでくださいよ…」
恐る恐る 部屋の中に入っていく
相葉くんが 2人のすぐ側に行き
お互いの首を掴んでる手をほどいて
手首を触って 脈を確認する
相「…生きて…る…」
相葉くんの言葉に 思わずその場に座り込む
潤「良かった…」
相「良かった… でも…本気で死ぬつもりだったのかも…」
ニ「え…? …あ…」
2人の首に しっかりとついている
赤い
愛しいお互いを 締めあった 指の跡
ニ「今は寝てるだけですよね? 呼吸はちゃんとしてますよね?」
相「うん …でも俺医者じゃないし なんかいろいろわかんない… どうすればいいんだろ…」
潤「救急車…?駄目だ それこそ騒ぎになる…」
ニ「脳に酸素がいかない時間があったりするとまずいんですよね… 私ネットで調べてみます」
潤「パソコンなんて大野さん持ってないんじゃ」
ニ「翔さんのノートパソコンがあるはずです」
リビングに戻り
翔くんの荷物を開け パソコンを見つけると
電源を入れ 立ち上げる
お願いだから
俺達の側から いなくならないで
寝てるだけなら 目を覚まして