第15章 告白15　知能犯

別の週刊誌に情報を売る

『最近結婚を前提とした相手が出来たらしい』

そのための裏工作も　ちゃんとした

そして　事務所の副社長にアポを入れた


副「お疲れ様｣
翔「お疲れ様です　お時間いただいて申し訳ありません｣
副「大丈夫よ　で　用件は？｣
翔「1人　ルポライターを不能にしていただきたい｣
副「…どういう事？｣
翔「自分と大野が恋愛関係にあると疑っています　自分にも接触してきました｣
副「事実は？｣
翔「ある訳ないでしょう　男同士ですよ？｣

ごめん　智くん
嘘をつく俺をどうか赦して

翔「先輩グループが解散した今　嵐が同性愛の記事なんて出されても困るし　何より自分が同性愛者だと思われるのは遺憾です｣
副「それでどうして消す必要があるの？｣
翔「人聞きの悪い　記者として仕事が出来ないようにしていただきたいだけですよ　同性愛者だと自分を侮辱しようとしている記者ですからね｣

あいつを今　潰しておかなければ
後々　俺達の邪魔になる

俺達の未来にはいらない人間

副「記事をとめるか？｣
翔「いえ　そいつが記事を載せるとなった時に違う週刊誌から自分のスクープが出るようにします　そのための準備もしてあります　その雑誌が出せないようにして　そいつから仕事と信用を奪います｣