第14章 告白14 思い出の場所
智「まつじゅん?」
潤「大きくなったでしょ?俺達…」
智「ん おっきくなった」
潤「辛い思いもたくさんさせたね ごめんね ありがとう…」
智「おいらこそ ありがとう…」
大野さんが 抱き締め返してくれる
体温があったかくて 余計に泣けてくる
潤「翔くんだけじゃなくて これからは俺達にも頼ってよ…」
智「…ん ありがと…」
2人で ただひたすら泣きながら抱き合って
翔「…智くん… 大丈夫…?」
翔くんの声で 意識が浮上してくる
あのまま 寝ちゃってたのか
智「…しょおくん…」
翔「インターホン鳴らしても応答無いからマネに開けてもらった 寝ちゃってたんだね」
智「ん…まつじゅんあったけぇ…」
俺もあったかい
大野さんに抱き締められたまま寝てたのか
翔「あなたも松潤も目の回り赤くして…智くんの涙腺崩壊うつったんじゃない?」
智「かもな…2人でけっこう泣いてたと…思う」
翔「だろうね …ふふ やっぱり可愛いなぁ 松潤 寝顔は変わんない」
智「だな」
2人で俺の寝顔見てるの?
恥ずかしいからやめて って言いたいのに
意識がこれ以上保ってられない
智「おいら今日迷惑かけちゃったし 演出で気も張ってたろうしな」
翔「そうだね ホントに頑張ってたからね」