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告白【気象系BL】

第14章 告白14 思い出の場所



智「しょおくん まだかな」
潤「もうすぐだよ きっと まぁ飲みなよ」

酔っぱらってカタコトになってる大野さん
俺もかなり酔ってはいるけど

潤「大野さんはホントに翔くん好きなんだね」
智「うん 好き しょおくんいないと生きていけねぇ」
潤「マジで」
智「マジで」

部屋にあったウィスキーに切り替えて
ロックでコクコク飲みながら

智「あの船に乗り込んだ時からおいらの側にはしょおくんがいて お前らがいて」
潤「うん」
智「なんでこんな事になってんだ って 凄くやだった 嵐なんかやりたくねーって」
潤「うん」
智「でも」

俺を真っ直ぐ見て 大野さんが言う

智「しょおくんが 嫌な事はやんなくていいって 全部俺がやるからって おいらはそのままでいいって」

ああ また
大野さんの瞳から涙が流れてきた

智「いいワケねーじゃん おいら1番年上で …でもしょおくんがそう言ってくれたから 覚悟決めれたんだ」

翔くんだって やりたかったワケじゃねーのに って
ポロポロ涙を溢しながら

あの日から
何時だってお互いを思いやってきたんだね

智「お前らも おっきくなって …もう」

父親みたいな言い方する大野さん見て
もう 堪らなくなって

泣きながら 抱き付いた





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