第13章 告白13 男の本能
智「翔くん 話したい事がある」
おいらんちに来た翔くん
風呂上がりにビールを差し出して
お互いに飲みながら
翔「何?」
智「あんな おいら翔くんに抱かれてんの好きなんだ」
翔「…何?突然」
智「でもこのまま抱かれてたら女っぽくなっちまうのかなとかいろいろ考えてちゃって」
翔「…」
智「なるって保証もなんないって保証も無いじゃん?」
翔「あなたが俺を抱く?俺はそれでもいいよ もともとあなたのしたい方で良かったんだから」
智「おいらは抱かれたかったからそれはいいんだ でもな 不安はあるから それは翔くんに言っとこうと思ってさ」
翔「俺に抱かれるのは不安…?」
智「翔くんに抱かれんのが不安なんじゃない 抱かれておいらが変わっちまったらって事が不安」
翔「俺はどうすればいい? あなたのためなら何だってするよ」
あくまでもおいらの意思を優先する
おいらが抱きたいって言えば そうするだろうし
セックスしたくないって言えば 多分しない
それが 翔くんだから
わかってるから
おいらが考えた方法を 教えてやるよ
智「抱いてくれよ」
翔「智くん…でも」
智「これ以上愛せないってくらいの愛情をおいらに感じさせて 不安なんか感じる暇無いくらい そしたらおいらは大丈夫」