第4章 同居…
お互いの中心を握って擦り合う。
でも、堪え性のない俺の中心はすぐに音を上げ…
「あっ…、あっ、イクっ…!」
先端の割れ目を指の先でグリッと抉られた瞬間、勢い良く熱を吐き出した。
でも和のはまだで…
和が俺の吐き出した熱に塗れた手を、呆然と見下ろした。
「ごめ…、俺ばっか…」
俺は肩で息をしながら、身体を少しだけ起こすと、テーブルの上のティッシュの箱に手を伸ばした。
「お前、何謝ってんの? 俺、嬉しいんだけど?」
えっ…?
俺の手から、ティッシュがひらひらと舞いながら、床に落ちる。
「お前は嬉しくないの? 俺の手の中でイクの…」
和が手のひらの上に溜まった、俺の熱をペロリと舐める。
そんなの…、決まってんじゃん…
「嬉しいよ…、俺も嬉しい…」
和の手に触れられ、和の手の中で絶頂を迎える。
それが俺にとってどれだけ嬉しいことか…
「和のも頂戴よ…、俺に…」
俺は少しばかり熱を帯た視線を和に向けると、手の中で未だ成長を続ける和の中心に、チュッとキスをした。
「…ったく、煽んじゃねぇよ…」
フッと笑って和が俺の手から自身を引き抜いた。
そしてソファーから降りると、ズボンも下着も全てを脱ぎ捨て、再び俺に覆い被さった。
「お前からのプレゼント、貰うからな?」
耳元で囁かれると、俺の心臓が、有り得ないスピードで脈を打ち始めた。