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99.9%のDNA【気象系BL】

第11章 決断…


「やっ… 、あっ…あ、あんっ…」

仰向けにした潤の両足を開き、腰を深く…強く打ち付ける。

喉元を仰け反らせて、俺にしがみつく潤の指が、俺の背中に爪を立てる。

紅潮した白い肌に玉のような汗が浮かんでキラキラ光るから、眩しくてたまんねぇ…

俺は更に強く腰を打ち付けると、潤の身体を抱き起こし、胡座をかいた上に乗せた。

「ひゃっ…、あぁっ…」

より深くなった繋がりに、潤が激しく首を振った。

向き合った俺達の間で、熱を帯びた吐息と、吹き出した汗が混じり合い…

潤の身体の中で、俺達だけが持つ特別なDNAが混じり合う。

「すげ…、気持ちいいよ、潤…」

「お…れ、も…」

熱に浮かされ、虚ろになった潤の目が、俺にキスをせがむかのように伏せられる。

言葉なんてなくても、ちょっとした仕草だけでも、潤が何を望んでいるのか、俺がどうすれば喜ぶのか…なんて、お互いに手に取るように分かっちまう。

俺は潤の顎先に指をかけると、そのまま引き寄せて、赤い舌先をチラチラと覗かせる唇に、自分のそれを重ねた。

性急に唇の僅かに開いた隙間に舌を捩じ込み、乱暴に舌先を絡め取り、強く吸い上げてやると…

俺の手の中の潤がドクンと脈打ち、俺の手の平を潤の熱が濡らした。
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