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99.9%のDNA【気象系BL】

第9章 家族旅行…


和の腰が、最初はゆっくり…でも徐々に加速を付けて動き始める。

俺は、和の髪や顎の先から落ちる汗の粒を浴びながら、なんとか声が漏れないように、両手で口を押さえるのに必死で…

なのに和はお構い無しに腰を打ち付けてくるから堪んないよね(笑)

当然さ…

「ん…んぁっ…、あっ…あん…っ…」

いくら塞いだって声は出てしまうわけで…

「か…ず…、俺っ…、もう…」

ダムが決壊寸前を迎えようとした時、和が俺の中心を握ったりするから…

「あっ…、イッ、イクッ…!」

俺は和の手の中に、溜まりに溜まった熱を吐き出した。

勿論、俺だけじゃないけどね?

和だって…

「んな締め付けたら…ヤバい…って…」

俺の中に大量の熱を放った。

「気持ち…良かった…?」

俺が聞くと、和は火照った顔を綻ばせながら、耳元に口を寄せ、

「すっげぇ興奮した…。お前もだろ?」

微かに笑いを含んだ声で囁き、手の中にある俺の吐き出した物を、ペロリと舐めた。

「も、もう…、和の馬鹿…、変態…」

ああ、そうだよ、興奮したよ、認めるよ。

壁の向こう母さんが聞いてるかもしれないってスリルと、ほんのちょっとの罪悪感にね?
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