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99.9%のDNA【気象系BL】

第9章 家族旅行…


和の手の動きは、本当に巧みで…

元々硬かったソコは、更に強度を増した上に、見事なくらいに上向いていて…

「ちょ、ちょっと待って…?」

このままイッちゃったら、確実に浴衣を汚すことになると思った俺は、和の胸元を掴んでいた手を下にずらし、浴衣の裾を捲り上げた。

うん、これなら(多分)汚れないな…

「はい、続きどうぞ?」

「くっ、くくく、お前…(笑)」

えっ、俺何か笑われるようなことした?

首を傾げる俺の唇に、チュッと音を立てて和の唇が触れた。

「ほんと…、可愛すぎ…」

「そ、そう…?」

ま、いっか…

和が笑う理由は分からないけど、可愛いと言われるのは、悪い気はしない。

もっとも、“可愛い”って言われて嬉しいのは、和だけ…なんだけどね?

「ね、続き…しよ?」

「そうだな、俺もそろそろヤバいし…」

うん、知ってるよ。

だって和のアレ…、さっきから俺の腹に当たりまくってるもん。

「和のも…、触って上げよう…か…?」

「お、俺は別に…いいよ…」

嘘ばっか(笑)

俺知ってるんだよ、和が嘘つく時って、必ずと言って良いほど左右に目が泳ぐんだ。

だから、“俺はいい”ってのは、絶対嘘。

和だって俺に触って欲しくてウズウズしてる筈。
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