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99.9%のDNA【気象系BL】

第8章 秘密…


「か、かずっ…、えっ…、ちょっと…あんっ…」

驚いて飛び起きようとした潤の膝を抱え込み、浮かせた腰にしっかりと勃ち上がった中心を突き入れる。

「すげ…、あっつ…」

それにうねった肉壁が俺に絡み付いて…一瞬で持ってかれそうになる。

「ね、気持ち…いい…? 俺の中…気持ち…いい…?」

「うん…、気持ち良すぎて…」

俺…泣きそうだよ…

与えられる快感も、与える快感も…、全てが嬉しくて胸が熱くなるな。

こんな気持ちになるのは、やっぱり潤だから…

俺のたった一人の弟で、たった一人の恋人…

潤と繋がってるだけで幸せが満ち溢れていくんだ。

「ありがとな、潤…」

こんな俺を愛してくれて…

愛させてくれて…

「ばか…、当たり前でしょ…? だって和は俺の一番大切な人…だもん…。だから…もっといっぱい愛し合お? ね?」

上気した顔に天使のような笑が浮かぶ。

「ああ…、一晩中…な…?」




で、結局その言葉通り、夜通し愛し合った俺達は、ガクガクになった腰を引き摺りながら帰路へとついた。

潤はとても運転出来る状態じゃなくて、帰りの運転は俺。

慣れないせいか、若干運転のしにくさは感じたけど、そうしたのは俺だし、まあ仕方ない。

その帰り道、

「あー、シャンパンタワーするの忘れた…」

潤が助手席で残念そうに呟く。

まあ、俺も期待しなかったわけじゃないけど、潤は余程楽しみにしてたらしい(笑)

「いいじゃんか、また行けば」

「うん、そうなんだけどさ…。せっかく和の誕生日だったのにさ…」

「まあな…。あ、そうだ、潤の誕生日にするか?」

「えっ、いいの? 嬉しい♪」

潤の可愛い顔が見れるなら、な。

だからさ、左手の薬指に嵌った揃いのリングに交わそうぜ?

俺達だけの秘密の約束を、な?



おわり💛
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