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99.9%のDNA【気象系BL】

第8章 秘密…


瞼こそピタッとくっついてはいるが、辛うじて繋ぎ止めている意識の中で、潤が俺の中から抜け出す。

下腹部を圧迫する物がなくなったのと、イッたことによって疼きがなくなったのとで、身体が一気に脱力する。

でも同時に寂しさもちょっぴりあったりする。

さっきまで当たり前のように潤と繋がってたのに、今はそれを感じられないから…

「和、起きれる? シャワーしようか?」

そうしたいとこだけど…

何せ身体に力が入らねぇ…

「ムリ…、起きらんねぇ…」

「そうだよね、和ったらいつになく激しかったもんね?」

ああ、そうだよ、激しかったよ。

それは自分でも自覚してる。

まさかのトコロテンまでしちゃったくらいだからな?

でもさ、それって俺だけのせいなのか?

大体、潤だって…

「あ、そう言えばお前まだアレ挿ったままなんじゃ…」

さっきから振動だけはビンビン伝わってきてる。

「あ、ああ、うん…。で、でも今日は和の誕生日だし、和が気持ちよくなってくれれば、俺は別に…」

ふーん、なるほどね…

つか、潤の心臓…超ドキドキしてっけど?(笑)

俺は潰れたカエルみたいに伸びきった身体を無理矢理起こすと、大きく広げた潤の足の間に入った。

そして奇妙な動きを繰り返す妙ちくりんな玩具を引き抜くと、そこに俺の中心を宛がった。
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