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愛される少女【HP】

第7章 新しい友達


食べ終わり授業に向かおうと2人と話しながら歩いてると、ドンという音と共に暖かいものが私を包んだ。

「「ユウミ!!大丈夫だったのかい?!」」

そこにいたのはウィーズリー家の双子だった。

『ジョージ、フレッド。大丈夫よ、心配かけてごめんなさいね』

二人から離れて顔を見て笑顔で言うと、安心したように笑ってくれた。しかしまだ双子の話しは続いていた。

「それは良かった」

「しかし1つ問題が残っている!」

「そう、ユウミは」

「あのスネイプと」

「「どういう関係なんだ?!」」

双子は、交互に話して最後にはぴったりと揃え、ズイッと顔を近づけて問いかけられた。やっぱりと思った。あのグリフィンドール嫌いのセブルスが私を助けたことで誰かに聞かれるとは思っていたから。

『お父さまと仲がいいのよ。だから私も小さい頃からよくしてもらってるわ。それだけよ』

事実をいうと双子は驚いたように目を開いていたが、納得したように頷いた。それを見届けてから2人とまた歩きだすとそこにはロンとハリーポッターがいた。

「あ!ユウミ!大丈夫なの?」

幼馴染であるロンはこちらに気付くと心配そうに問いかけてくれた。

『大丈夫よ。心配かけちゃってごめんなさいね』

安心させるように笑うと、ほっと息を吐き笑ってくれた。そこで私は2人に気付く。

『ロン、こちら私と同室のクレア・ウィシャートとエイミー・ハースト。それでこちらが幼馴染のロナルド・ウィーズリー。みんな、ロンって呼ぶの』

交互に紹介をするとよろしくと軽く握手をしていた。2人とも容姿がいいので、ロンは頬を赤らめていた。

「えっと、こちらはハリー・ポッター。僕と同室だよ。それでハリー、ユウミ・マーレイ。僕の幼馴染だよ」

『ユウミって呼んでね。よろしく』

「えっと、ユウミよろしくね。僕のことはハリーって呼んで」

ロンが私に向かってあの有名な男の子であるハリーのこと、そのハリーに向かって私のことを紹介してくれた。なのでにっこり笑って手を出すと、ハリーも最初は私の反応のなさに驚いてたが、笑って握手をしてくれた。そのあとにハリーは、クレアとエイミーとも自己紹介と握手をしてそこで2人とは別れた。

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