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【A3!】短編集

第10章 いつもの帰り道/佐久間咲也/甘




「ありがとうございましたー」



『美味しかったね!』

咲也「そうだね!……あ」

『どうしたの?』

咲也「ちゃん口元付いてるよ」

『えっ!』

は口元をこする

咲也「あははっ、ここだよ」


咲也は指でついていたクリームをすくい取って口に運んだ


『…////!!!』

咲也「やっぱり甘いね」

『ソ、ソウデスネ……////』

咲也「顔赤いよ?大丈夫?」

『だ、大丈夫大丈夫!何でもないよ!』

咲也「ちゃん」

『?』

咲也は手を差し伸べた

咲也「手…繋いでもいいかな?」

『は、はいっ!』

咲也「ちゃんの手、あったかいね」

『えへへ…』



わざわざ自分の家とは反対方向のの家まで咲也が送ってくれる




『いつもごめんね、送ってくれて…』

咲也「ううん、じゃあまた明日ね」

『咲也くんっ!』

は咲也の腕を掴んで背伸びした

そして咲也の頬にキスをした

咲也「えっ…///!?」

『お、送ってくれて…ありがとう…///』

咲也「…………」

『咲也く………んっ!』

咲也は唇にキスをした

咲也「どうしよう……」

『え…?』

咲也「ちゃん可愛すぎるから…もう少し一緒にいたい…」





いつもの帰り道

(ぎゅってしていい…?)
(は、はい!いつでもどうぞ!)

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