第9章 ドキドキさせること/皇天馬/甘
『わー!!天気になってよかったね!』
と天馬は海に来ていた
天馬「だな」
『せっかくのお休みなのに…私の行きたいところでよかったの?』
天馬「いいんだよ。それに…お前と海来たかったし…」
『…!!』
天馬「…そんなに見るな///」
『だって…嬉しいから!』
今日は平日ということもあって人はあまりいない
『遊ぼ!いーっぱい!』
天馬「あぁ!」
と天馬は上着を脱いで海へ飛び込んだ
『冷たぁぁっ』
天馬「!」
『何…わぷっ!』
の顔に水がかかる
『やったなぁ…!それっ!』
天馬「当たんねぇよっ!」
『もぉ〜!!』
天馬「かき氷食いてぇ」
『私も!』
天馬「ちょっと待ってろな」
『え?』
天馬はを残して行ってしまった
「あれ、君今1人?」
『え?』
「めっちゃ可愛いじゃん!一緒に遊ばない?」
2人組の男性が話しかけてきた
『いえ…すみませんが…』
「いーじゃんいーじゃん!」
天馬「俺の女に何か用か」
「は?」
『あ…』
「おい…こいつ皇天馬じゃ…」
「マジ…!?」
天馬「お待たせ。悪かったな」
『ううん、おかえり…』
気づくと2人組の男性はいなくなっていた
天馬「1人にさせて悪かったな」
『ううん!ありがとうね!助かった!』
と天馬はかき氷を食べてまた海に入った
夕日が落ちはじめていて海面がオレンジに染まる
『綺麗だねー…』
天馬「だな」
『もうちょっと行ってみよ!』
天馬「あ、おい、そっちは…」
『!!』
いきなり足場がなくなり海へ沈んだ
すかさず天馬が抱き上げた
『ゲホッ、ゲホッ』
天馬「大丈夫かよ!」
『あはは…こんなに一気に深いとは…』
天馬「ったく…」
「ねぇ、あれ皇天馬じゃない?」
「え、マジ?」
「似てない?」
天馬「……」
『え……っ///!』
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