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あんさんぶるスターズ!

第9章 お手紙




『は、はい!ありがとうございます!』

陣「お、どっかでイベントか?」

『はい!この近くでお祭りがあるみたいで…!そこで少しでもライブをやらせてくれないかって前から頼んでたんです!』

陣「おぉ~、よかったなぁ」

『はい!』

陣「ところでどのユニットが行くんだ?」

『それが…いくつか条件があったんです』

陣「条件?」

『はい。地域のお祭りなので子供から老人まで幅広い年代の方が来ると言うことで…子供好きで思いやりのあるユニットがいいなと…』

陣「そうだなぁ…」

『どのユニットも…皆さんを楽しませてくれるとは思いますが…悩みどころです』

陣「お前の判断に任せる。お前の勘で判断しろ」

『…………』

それぞれのユニットの映像には目を通した

Knightsは正直、子供相手ってタイプには見えない…

2winkや紅月…Ra*bitsもいいけど…今回は見送ろうかな…

いろいろ考えて流星隊かTrick star…

2つに絞れたけど…どうしよう…

『うーん…』

若葉は外に出て立ち止まる

『噴水…』

若葉は噴水に腰掛けた

『うーん…』


ザバッ!


『え…っ!?』

奏汰「…?…きのうの…」

『し、深海先輩…!』

噴水の中にはずぶ濡れの深海先輩が

『か、風邪ひきますよ…!?』

奏汰「だいじょうぶです~…♪ぼくはみずと「いっしんどうたい」ですから~…♪」

『い、一心同体…?』

不思議な人だ…

奏汰「いっしょに「みずあび」しませんか…?」

『え…』

奏汰「あたまがすっきりしますよ~…♪」

『え、あの…』


グイッ…


『わっ…!』


バシャーンッ!!


『ぷはっ!』

奏汰「ふふふ…きもちいいですね…♪」

『………』

水は苦手だけど…何でだろう…頭の中がすっきりする…

『……決めた』

奏汰「……?」

『ありがとうございます!深海先輩!すっきりしました!』

若葉は噴水から出て走り出した

奏汰「ふしぎな「こ」ですね~…♪」


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