• テキストサイズ

あんさんぶるスターズ!

第7章 シンデレラ




そして月日は経ってとうとう公演の日になった

友也「き…緊張します…」

北斗「大丈夫か友也」

『お待たせ』

カーテンから出てきたのは長いウィッグをつけた若葉

友也「髪型が変わると印象って大分変わりますね…」

『そうだね~』

北斗「若葉はずいぶん余裕そうだな」

『そんなことないよ!結構心臓バクバク…。久しぶりだしね』

北斗「本当に巻き込んでしまってすまない」

『そんなに謝らなくていいんだって。僕もやってみたかったし』

友也「すごいですね…若葉先輩…。俺は…いつも緊張でどうにかなりそう…」

友也は緊張で手が震えていた

『………』

若葉は友也の手を握った

友也「え…っ…若葉先輩…!?」

『緊張するときはね…こうやって…』

友也の額に自分の額を合わせた

『大丈夫…大丈夫だよ』

友也「…////!」

『友也くんは…大丈夫…』

友也「(あれ…)」

『もう大丈夫だよ。ね?』

友也「は、はい…」

『いつもね、こうやって…手を握って額を合わせると落ち着くんだよ』

友也「あ、ありがとうございます!」

『よし、頑張ろうね!』

友也「はい!」

北斗「あぁ」

渉「さぁさぁまもなく開演ですよ!!張り切っていきましょうね!!」

友也「うわ、出た」

『こんにちわ、日々樹先輩』

渉「おや、意外と落ち着いていますねぇ」

舞台裏にみんなが揃った

渉「では…いきましょうか。観客のみなさんが待っています」


そしてついに幕は開いた


/ 137ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp