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あんさんぶるスターズ!

第2章 転校初日




『ここが…夢ノ咲学院…』

校門に佇む1人の少年

『今日から…よろしく』

校門のを通り、まず最初に向かったのは職員室

『失礼しまーす…』

「お、来たかー、コヨミ」

『お久しぶりです。佐賀美先生』

昔アイドルをやっていたときからお世話になっている佐賀美陣

陣「男装似合ってるじゃねぇの」

『ちょっ…男装って言わないでくださいよっ』

陣「大丈夫だって、今ここには俺とあきやんしかいないし~」

「その渾名で呼ばないでください」

『あ、椚先生、おはようございます』

椚先生にも昔お世話になった

椚「くれぐれも気をつけるように」

『はい、ありがとうございます』

いつも眉間にシワを寄せて厳しい人だと思われているが厳しい反面、優しいところもある

陣「お前に声かけてよかったわぁ…あいつらにいい刺激になる」

『そうだといいですけど…』

椚「お前は技術や実力は1番だからな」

『えへへ……』

陣「お前はコヨミには優しいなぁ」

椚「陣、ここでは“白雪若葉”ですよ」

陣「あぁ、悪い悪い」

椚「そろそろ時間ですよ」

陣「あー?そうだな。んじゃ行くかー」

『はい』


優しい笑みを浮かべる椚先生を背中に職員室を出た


―――――


案内されたのは2年A組

陣先生が中に入り、少し話す

そしてコヨミを呼んで紹介した

席は黒髪の短い髪の男の子の隣

『よろしくね。僕、白雪若葉』

「俺は氷鷹北斗だ。困ったことがあったら何でも言ってくれ」

『ありがとう、氷鷹くん』

言い方がちょっと堅いなぁ…いつもなのかな…

「転校生!!いきなりで悪いんだけどお金貸して!!」

『え!?』

「スバルくん本当にいきなり過ぎるよ~!」

北斗「…明星、まずは自己紹介だろ」

「あ、そっか!俺、明星スバル!!キラキラしたもの大好きなんだ!!」

「僕は遊木真!よろしくね~!」

『…!…よろしくね!』

スバル「よろしくよろしく!でさ!お金貸して!」

北斗「明星…」

悩ましそうに頭を押さえる北斗

『(キラキラしたもの…)お金は貸してあげられないけど…』

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