第5章 新しいお友達
今日は1時間目から体育
競技はバスケ
『シュートっ!』
投げたボールは綺麗にゴールへ決まる
『やった♪』
スバル「若葉ナイスシュート!」
『いえーい!』
スバルとハイタッチを交わした
真「すごいなぁ!運動も勉強もできちゃうなんて!」
『スポーツは昔から大好きなんだ!体動かすとスッキリするっていうか…』
北斗「お前はすごいな。何でもできるんだな」
『それほどでも~…』
そして次の試合が始まる
『あっ』
アドニス「右が開いていたぞ」
『むぅ…負けないもん!』
ボールをアドニスに取られ、頬を膨らませる
真「若葉くんって負けず嫌いだよねぇ~」
北斗「あぁ」
追いかけるがボールはアドニスの手によってゴールへ入った
『あちゃ~』
アドニス「俺もスポーツでは負けない」
『ふふ、望むところ!』
神崎「お二人とも…すごい戦いであるな…」
楽しい体育の時間も終わり、みんなで教室へ戻る
『ふぅ~…あっつ~…』
体操着の裾をパタパタさせながら汗を拭く
アドニス「若葉は細いな」
『え?』
アドニス「もっと肉を食え」
『お肉?お肉は大好きだよ?』
アドニス「若葉は細い。もっと肉を食べて強くなれ」
『(あ、そういうこと…)うん、わかった!もっとお肉食べる!』
アドニス「あぁ」
アドニスはふわりと笑って若葉の頭を撫でた
真緒「あ、いたいた。若葉ー」
『あ、まーくん…。どうしたの?』
真緒「悪ぃ、数学の教科書貸してくれねぇか?」
『あ、いいよ。今持ってくる』
若葉は教室の自分の机から教科書を出して真緒の元へ
『はい、どーぞ。いろいろ書き込んでるけど気にしないで』
真緒「サンキュ。あ、それと…」
真緒の顔が近づく
真緒「ヒソッ)着替え、気をつけろよ」
『わ、わかってるよっ!』