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あんさんぶるスターズ!

第4章 臨時メンバー




『ん?』

いつの間にか若葉は抱きかかえられていた

渉「それでは行きましょうか♪」


そして連れて来られた一室に入る

そこには

北斗「おい変態仮面、一体どこで何を……!?」

『あれ、北斗くん』

友也「北斗先輩~……」

北斗「何で若葉まで…」

『んー…わかんない』

辺りを見渡すといろいろな衣装や装飾品が

『わぁ…ここは…』

渉「ここは我が演劇部の部室です!驚きましたか?」

『演劇部…』

北斗くんって演劇部だったんだ

北斗「なぜ若葉まで連れてきたんだ変態仮面…」

渉「どうしてもこの衣装を着せたくてですね!!」

そう言って彼が手にしたのはお姫様のドレス

『おぉ…』

北斗「なっ…」

友也「助けられませんでした…すみません…」

北斗「お前が謝ることじゃない。まったく…」

渉「ふふふ…一目でこの衣装が似合うと思いましてね」

彼は衣装を若葉に渡す

『えっと…これを着ればいいんですか?』

北斗「若葉…着なくてもいい」

渉「さぁさぁさぁ!!2人とも!稽古を始めますよ!!」

北斗「あ、おい!」

若葉はドレスに腕を通す

『(わぁ〜…可愛いドレスだ)』

薄ピンク色で裾にはフリルが付いている

『あの…この衣装可愛いですね』

「「!!」」

渉「Amazing!!素晴らしい!!」

友也「か、可愛い…」

北斗「若葉…」

渉「しかしまだ足りませんねぇ…」

『え…?』

男の人は若葉を抱えてドレッサーの前に

そしてメイクやウィッグ、アクセサリーなどを追加される

渉「(おや…?)」

渉の手が途中で止まった

『?…あの…?』

渉「いいえ、何でも」

『…?』

渉の手がまた動きだした

渉「これこそ完璧…!Amazing!!」

『わあ…!』

鏡に映る自分はまるで自分じゃないように見える

どんなドラマやステージでもこんな自分は見たことない

『すごいですね!!日々樹先輩!!』

振り返って渉を見る

渉「!!」

『?どうかしましたか…?』

渉「あなた…今度の演劇に出てみませんか?」

『えっ…』

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